「子どもとともに」を合い言葉に
「子どもとともに」を合い言葉に幼児を大人の付属物ではなく社会を構成するひとりの人格者として敬うとともに、
幼児自らが学べる環境を創る中で、一人一人の育ちを大事に育んでいけるようにと考えています。
全6クラス(満3歳児1クラス、3歳児1クラス、4歳児2クラス、5歳児2クラス)の幼児が生活するには適正な規模の幼稚園ですので、
全教職員が全幼児を知っており、また園児も全教職員に親しみを覚えることができる恵まれた環境のもと、
複数の目を通して、幼児の育ちを促すよう心掛けています。
幼児の遊びは、心身の発達にきわめて重要な意義をもっています。
四季折々の変化を見せる豊かな自然環境の中、遊びながら五感を通して具体的に体験することは、
知的発達と人格形成に大きな助けになると確信しています。
また集団を構成する友だちとの遊びを通して社会性を始め様々なことを学ぶことで、人間関係の基礎が形成されると考えています。
特に近年の少子化による地域の子ども集団の希薄化の中、幼児期の友だちとの遊び(かかわり)を大事にしていきたいと考えています。
大切にしていること
- 家庭では学ぶことができない幼稚園という場や集団の中でしか学べないことを大事にする。
- 友達と自由な環境の中で連続した時間を通して遊べる環境を大事にし、相手への思いやりや社会性を育てる。
- 小学校のための先取り教育でなく、幼児期で学ぶ基礎学力を大事にし、知的好奇心を育てるために、実際の経験や体験学習を大事にする。
- 音楽教育を通して自らが感じ、自らが創造し、表現できる力を育む。
保育の目的
学校教育法によって幼児を保育し、適当なる環境のもとにその心身の発達を助長することを目的とします。
保育の方針
明るく、正しく、強くの綱領に基づき、個性を尊重しながら、きまりある自由を体得させ、他人に迷惑をかけない人間となるよう保育することを基本方針としています。
保育の内容
幼稚園教育要領に基づいて行われます。
沿革
生前40年余経済界の第一線にあって独自の活躍をしてきた故・井出民蔵が、
その体験から、人類の将来にとって幼児教育がいかに重要であるかを認識し、社会へ利益を還元するという趣旨のもとに設立されたものです。
職員構成、建物、設備等幼児教育の専門家の協力により充分にして細心の配慮がなされています。
- 昭和40年4月29日 開園。
- 園児数 園児84名
職員数7名でスタート。
1年保育、2年保育。初代園長として故・井出民蔵が就任。 - 昭和60年3月 佐倉城南幼稚園が学校法人の認可を得、同年4月学校法人丸和学園を設立、現在に至る。
- 平成14年4月 井出渉が園長に就任。
- 平成22年4月 保育室を1部屋増設し、年少(3歳児)の認可定員を1クラスから2クラスに変更。
- 令和2年4月1日より幼稚園型認定こども園佐倉城南幼稚園として
佐倉市特定子ども・子育て支援施設に移行し、利用定員を135名に変更。 - 卒園生5,366名(令和5年3月31日現在)